「リフォームをある業者に相談したのですが、提案を聞くと、1階の壁をぶち抜いて広大なリビングを作ることができるというのです。だけど、下に構造物が何もない2階に壁を作れば、床がたわんでしまうのでないかと疑問を持って、その業者をネットで詳しく調べたところ、前職が解体業者だったんです。前職がどうというわけではありませんが、住構造を考えていないのですから驚きました」と語るのは戸建住宅に住むYさん(47歳)。建築に知識のあったことがYさんを救ったが、この業者にリフォームをお願いしていたら、3年もすれば見苦しい廃屋の出来上がりとなり、解体となればまた彼らの出番になるところだったかもしれない。
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建設業法では、建設業者には建設業の許可が必要と定めているが、一般的なリフォームエ事に該当する軽微な建設工事には不要だ。また、確認申請や設計士の設計・監理も不要なためにとんでもないリフォームが行われかねないのだ。あるリフォーム業者がこう語る。「リフォーム業者のなかには、建築解体業・産廃業者がやっているものがありますが、他にも、通称『ゴミ屋』が参入することもあります。建築現場で余った木材などを回収するのが彼らの仕事ですが、本業で得た断熱シートから柱までリフォーム工事に使う。つまり『端材の活用』をするわけです。また、リフォーム現場では良質の古材を得ることもできます。