三軒茶屋という地名は、江戸時代に大山道と登戸道の分岐付近に信楽(後に石橋楼)、角屋、田中屋の3軒の茶屋が並んでいたことに由来する。大山道はほぼ現在の国道246号に当たり、登戸道は現在の世田谷通りに当たる。三軒茶屋の呼び名は文化文政の時代には一般的なものになっており、1932年の世田谷区誕生とともに正式な地名として定められた。明治40(1907)年の玉川電気鉄道(後の東急玉川線)の開通を機に、市街地として発展した。世田谷線の開業は大正14(1925)年。1977年には新玉川線(現在の田園都市線)が開通し、渋谷から先の半蔵門線と直通となった。バス路線も多いので交通利便性は優れている。戦前、周囲の広大な土地は、陸軍の駐屯地や練兵場が占有していた。当初は、軍人相手に栄えた街という側面も持っている。それらの土地は、その後、学校や公園に転用された。
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