最初から建て替えも考えて、土地さえしっかりしていれば家はどんなものでもかまわない、と物件を探した。これには事情があって、父親の友人が工務店経営をしているため、通常より安く家を建てることが可能だったからだ。加えて、土地購入はともかく、家を建てる段階では親からの援助も約束されていた。したがって、更地なら一番いいが、家があってもいいわけだ。「いくつかの候補地を見つけて、入札に参加しました。とりあえずややこしい占有さえなければかまわないので、言葉は古いですか手当たりしだいですね。
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もちろん現場は見てきましたよ。更地は意外と高いので、家つきのほうにしましたけどね。更地がないというよりも、競売に出る場合、家が建っているケースが圧倒的に多いし、更地は広くて利用用途が多い物件なので競争も激しいんです。気に入った物件を最終的には落札できたんですよ。家は古かったんですが、土地の割に大きくてね。土地は三十坪弱でしたか、立派な家なんですよ。建て替えの参考にもなりますからね。