どのようにして壊れ方を見極めればいいのでしょうか。それは建物の「変形の限界」をつかむことです。実は建物は「大地震があると壊れる」ように設計されています。というと、無責任だと思われるかもしれませんが、要するに大地震で建物が変形しながら壊れるのは仕方ないにしても、ボキッと「瞬間的に壊れることかない」ように設計されているということです。このボキッと折れる瞬間が「変形の限界」です。一般に「硬い構造物」は少
建物の壊れ方を見極める... の続きを読む
綿状に対して板状の断熱材は、外張り方式の場合に用いられることが多いのですが、問題は雨の中で施工したり、施工後養生不備により雨を断熱材と構造材の隙間に浸入したままにしておくと構造材の劣化が進んでしまうことです。内張り方式の注意点は、断熱材相互の隙間を作らないことです。その他の断熱材としては現場発泡ウレタンやセルロースファイバーなどがあります。現場発砲ウレタンは、現場で液状のウレタンを壁に直接吹き付け
さまざまな断熱材... の続きを読む
最近の大都市部での大規模ビル建設は、公的用地の払下げなどが一巡、新規開発用地を探すことが難しくなっていることもあって、建替えによる建設が主流となっている。森ビルの調査によると、東京二三区の平成一九年から二三年までの新規供給計画に占める建替えの割合は三五パーセントに達している。しかも、二三区内のビルの総床面積の四二パーセントが昭和五六年以前の旧耐震基準に基づいて建てられたビルで占められている。これら
東京二三区のビルの四割以上は旧耐震基準... の続きを読む
まわりの住宅地を、ちょっと眺めてみてください。屋根や壁の形は凸凹さまざま。出窓があったりなかったり、外壁が複雑に出っ張ったり、へこんでいたりと、じつにいろんな住宅の形があります。外壁の色も、窓やドアの種煩も多彩なのはいいのですが、そうした住宅が建ち並んだときのトータルとしての景観はもう最悪です。昔のように、同じ形で同系色の住宅が並んでいたほうが、街としては。ずっと風情があったように思えますが、いか
トータルとしての景観はもう最悪... の続きを読む
モデルハウスで夢見心地になった奥さんが、契約してから実際に使う材料をいろいろ見せられ、「えっ、こんなものしか使えないの!」とびっくり仰天するケースが、世の中にはいっぱい転かっているのです。びっくりするだけならいいのですが、何とか夢を実現しようと、どんどん追加変更を重ねていくケースが少なくありません。「モデルハウスにあったアレ、あのお風呂が欲しいの。床材も変えてね」といった具合にやると、予算がどんど
モデルハウスで夢見心地になった奥さん... の続きを読む
発泡系断熱材は、石油化学の力でつくられます。マンションの内断熱材として使われるのは「発泡ウレタン」で、これは工事現場で躯体コンクリートの内側にふきつけられ、発泡しながら躯体に密着し、断熱材として固まります。日本のほとんどのマンションが、この内断熱方式で断熱が行われています。もう一つの「発泡ポリスチレン」というのは、おなじみの発泡スチロールと考えてよいでしょう。この板をコンクリート建物の外側に貼りつ
軽くて工事が楽な発泡系断熱材... の続きを読む
湿度の高い日本の風土では、風通しのよい家を造ることは、健康面からも重要であったのです。ところが、現在の住宅は、換気を考えない密閉化によって、化学物質の氾濫以上に室内の空気環境が悪くなっているのです。まえにも述べたように、厚生省は室内ホルムアルデヒド濃度の基準値を○・○八ppmと定めています。ppmという単位は、あまりなじみがないのでピンとこないかもしれませんが、この○・○八ppmという数字は、濃度
湿度の高い日本の風土... の続きを読む
住宅展示場のモデルルームは、どんなプロセスを経て作られるのでしょうか。設計室で集まって、案を考える訳ではありません。メーカーによって多少の違いはあるかもしれませんか、各世代ごとに市場調査を行うのはもちろん、住まいづくりに男性はあまり参加していないため、主婦にターゲットを絞って、何か望まれているのか、どんなことを不満だと思っているのか、好きな色、素材など、住まいに関するあらゆる要素についてアンケート
住宅展示場のモデルルーム... の続きを読む
今後わが国は自動車やビデオのような製品の世界への供給基地的な産業形態から、より付加価値の高い多様な製品の輸出、技術ノウハウの輸出、あるいは情報・サービス産業、金融面を通じた国際的指導国家へと発展していくことは疑いのないことであり、東京の重要性は従来以上に高まっていくことも事実である。それに伴い、そこには若い有能な人々が常に流入してくることになり、首都圏全体での人口そのものは、すでに述べたように今後
問題は住環境の整備... の続きを読む
どんな広告を見てきたかによってその人の情報量がイメージできます。たとえば、住宅情報誌を活用している人と新聞広告だけを見てきた人とでは、認知している物件の数や購入するための基本的ノウハウの有無といった部分で麓があることが多いのです。情報誌で勉強してきている人には、それに対応した接客をしてもらえる可能性が高くなります。いろいろなモデルルームに行くたびに基礎的な「諸費用とは何か」「登録、抽選とは何か」と
認知メディアで来訪者の知識レベルがわかる... の続きを読む